怒りのマグマ

“昨日、久々に怒りのマグマが噴き出しそうになりました。
ここ数年、怒りから生まれるものは何もないと思い、なるべく考えを変えながら生きるように努力はしていましたが…。
あまりにも無神経な人の会話に、思わず怒鳴り散らしてやろうかと思うくらい怒りが湧いてきました。

私は、友人とお店に入り、席が空くのを待っていました。
私達の後に年輩(と言っても見た感じは10歳くらいしか変わらないと思う)の3人組がやってきました。
そのうちの1人が、場をわきまえずに大きな声で喋りだしました。
原発の危険性と内部被ばくについて。

その方が言うには、自分は現在福島から都内に避難をしてきているとのこと。
関東の人達は、内部被ばくの恐ろしさを全く理解していない。
放射線量というのは実は大したことがなく、内部被ばくが一番危険である。
福島の人達は、福島産や放射能汚染の危険性があるものを口にしなくなってしまったのでむしろ安全。
それに比べて関東の人は云々。
そして、原発の危険は2号機と4号機にあり、あれがどうにかなったら北半球が吹っ飛ぶくらいの危険がある。

まあ、そんな事を大きな声で話していました。
ええ?今更?
原発を作った時点で危険なんて承知の上で人は生きてきたでしょう。
それに、あなたの言っていることは矛盾していますけど?
北半球が吹っ飛んで死ぬことを考えたら、内部被ばくをしてでも生きたいわよ、私ならね。
いずれ人は死に行くものなのだから。

場をわきまえずにそういうことを大きな声で話すあなたが、一番危険だと思いますよ。
人としてね…。
そう出かかっていましたけど、耐えました。
なぜなら、一緒にいた友人が嫌な顔をしていたからです。
係わりのない私達よりも怒りのマグマが溢れていただろうと思えば、自分の怒りなど簡単に抑えられることが出来ました。

関係ない人まで不愉快にする。
それは、勝手に体に入り込んでくる放射性物質と同じくらい危険なものです。
反面教師にして生きようと誓いました。”

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